五節句のひとつ桃の節句(上巳の節句)は、古来疫病や災い、罪や穢れ祓い除く為に川辺で禊を行う日であります。このときお祓いの行事として人形を川に流していたことが、現在の雛人形の源流と考えられています。
当神社の桃花神事は、桃の節句を神事化したものでご神前に桃の花と辛夷の花をはじめ、草餅などを献じ、疫病の災いを祓い、国家安泰の祈願をします。
祭典後には、願い事を書いた短冊を特製の雛人形に添えて境内の清流「ならの小川」に流す流し雛を執り行います。流し雛にどなたでもご参加頂いくことが出来(祭典後10時半頃~15時頃)、ご参加頂いた方には無病息災祈願御札付の桃の花をお渡し致します。
また当日は11時と14時に境内立砂前にて湯立神楽も執り行います。湯立神楽とは、大きな釜にお湯を沸かし、巫女が笹を熱湯に浸してそれを振りまくことで無病息災を願うお祓いの神事で、どなたでもご覧頂けます。
皆様のご参拝をお待ちしております。
- 日 時
- 令和6年3月3日(日)
桃花神事 10時斎行
流し雛 祭典後10時半頃~15時頃まで(数量限定で無くなり次第終了となります)
湯立神楽 11時と14時 - 受付場所
- 桃花神事は社務所受付
流し雛は境内二の鳥居内 臨時授与所にて頒布
湯立神楽は境内二の鳥居内 立砂前 - 初 穂 料
- 桃花神事参列 3,000円/人
流し雛 1体500円(数量に限りがあります)